会長挨拶

[ 編集者:歯学会   2023年4月1日 更新 ]

会長 西村 理行(にしむら りこう)

会長 西村 理行(にしむら りこう)

 大阪大学歯学部を基盤として設立された大阪大学歯学会は、創立から70年近くの歴史を誇ります。


 令和5年4月時点で、学会誌である大阪大学歯学会雑誌の発刊は67巻となり、大学院生等の若手研究者を中心とした研究発表や歯学界のトップを担う会員の特別講演を聴く場である、歯学会例会も130回を超えています。


 また本学会は、歯科医学および歯科医療に関する最新の知識と技術を有する卓越したスーパー・デンティストや、新たな学術領域を切り拓く世界トップクラスの歯科医学研究者など、歯科界の未来を担う人“財”を育成することも目指しています。


 特に、「優秀研究奨励賞」や「優秀海外発表大学院生奨励賞」を設けて、優れた若手研究者を顕彰し、人“財”育成を推進しています。


 さらに“地域に生き世界に伸びる”という大阪大学のモットーのもと、大阪大学大学院歯学研究科と歯学部附属病院が開催する市民フォーラムを共催し、一般の方々への歯科、口腔および顎顔面に関する最新情報を提供し、アウトリーチ活動に努めています。


 このように本学会は、研究成果の発信、広報活動、地域社会との社学共創を通して歯科医学と歯科医療の振興をはかり、大阪大学歯学研究科が World-Leading Dental School であり続けるための支援組織として重要や役割を果たしております。


 これからも、歯学の発展と未来人“財”育成に貢献する活動を推進したいと考えておりますで、会員の皆様の温かいご理解とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。


西村 理行